2008年01月15日

本日のワイン

下戸の私を「ワインの道」に引きずり込んでくださったワインの師匠、Aさん。
師匠と仕事の話をしているうちに、ついでにワイン飲もうかー。
ということになりました。  なんてお約束な♪

師匠、今日はどんなワインを飲ませてくれるのですか~!ワクワク♪

量があまり飲めない私を慮って、まずは白を軽く1杯。
Qupe(キュペ) カリフォルニアのシラーです。
バランスのよい、飲みやすい白です。
DSC02289.JPG
次は師匠持ち込みの赤なんですが、、、
師匠:「よし!新年一発目だし、ブラインドでいこか!」

・・・なんて底意地のワルい・・・ いやいや、無理!絶対無理!

・・・有無を言わさず、ホントにブラインドで出てきちゃった。

むむ?。。。あっなんだ!色と香りで、ピノ、ブルゴーニュってことはわかります!
師匠:「んなの、ちょっとワイン飲んだ人なら誰でもわかるわ!」
    「ビンテージは?どこら辺か言うてみよ、ほれほれほれ。」

そんな師匠ー私はソムリエーヌじゃな・・・
師匠:「甘ーい!それなりに飲んできているはずじゃ。よう味わってごらん。」

うむむ~。。。口に含んだ時の切れのよさからして、わ、若いワインですか?
師匠:「んっ!?いいところ突くじゃないか、何年だと思う?」

に・・・せん・に?さん?ねん?
師匠:「ブー!2004年じゃ。」

あっ、それに、この香り・・・果実味よりも花畑のような軽やかさ、
小さな花束みたいなニュアンス? み、南の方のような気がします!
にゅい・・・さん・・・じょ・る・じゅ・・・??
師匠:「ブー!近いけど違う!コートドボーヌじゃ。コートドニュイから出れんのか!」
    「けど、なかなか言うようになったねー。ニアピン賞はあげてもいいよ。」

わーい!師匠からニアピン賞いただきました~!
ピッタリ当てるなんて、遠峰一青じゃないと無理ですー。

と、いうことで、やっとお出まし願えた本日のワインがこちら。
Aloxe-Corton(アロース・コルトン)(村名) ドメーヌ:Simon Bize(シモン・ビーズ)
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はじめ花束のような香りだったのに、時間をおくと、煮詰めたジャムのような甘味がどんどん出てきて、グラスに残った残り香まで、い~ぃ香りでした。
村名ワインなのにすごい!
師匠曰く、「このドメーヌさん、奥さんは日本人でねー、こだわりを持ってクラシックスタイルを貫いている。だからアフターも長くて、ポテンシャルの高いワインができるんだよ。」 とのこと。

うすい豆とハモンセラーノのリゾットにもよく合いました。
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最後の一滴まで本当に美味しい、いいワインでした。
さすが師匠、どうもご馳走様でした。    けど、ブラインドはもうやめてね。

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